刷新

コンピュータシステムは常に刷新されなければならない。
正常に稼動しているシステムは常に時代遅れで無駄なコストが掛かっていると言われるのである。

そして夢のような新技術が披露されこの新システムを採用すればさらに便利になりコストを抑えることができると言われ続けるのである。
現在、正常に稼動しているシステムを刷新する時にも言われたセリフを繰り返させられるのである。

テレビで洗剤のCMを見たことがあると思うが、新製品が従来製品よりも白くなるという映像が新製品が出るたびに従来製品を使った肌着がやや黄ばんで見え新製品を使った肌着がより白く見えることの繰り返しと同じである。

正常に稼動して成果もあげているシステムをどうして刷新しなければならないのか？
それは、ベンダー、システムインテグレータの都合である。良く動作し問題の起こらないシステムは、収益率が悪いのである。

そのまま20年も使うと言われたら、かなりの収益ダウンである。
なので世の中に登場する新技術を片手にいまのままではダメです。この新しいシステムをとなる。

そこには、ユーザの事をみじんも考えない金の亡者が微笑んでいることを気に留めていて欲しい。

ダウンサイジング→クライアントサーバ→Webシステム→グリッド→クラウド→etc...